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Dentist’sVoice02 田嶋健先生

2025.11.20(Thu)

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目次

  1. 「人生の一部を取り戻す仕事のパートナー」  
    ──医療人としての誇りを共にする
  2. ・精密さの奥にある倫理と誠実さ
  3. ・難症例の中で感じた共に創る力
  4. ・信頼が生む安定と安心
  5. ・共に創る未来

「人生の一部を取り戻す仕事のパートナー」  
──医療人としての誇りを共にする

・精密さの奥にある倫理と誠実さ

岡部さんがドイツで学ばれた 「精密さと倫理観を両立する」という価値観には、とても共感しています。

ヨーロッパの技工教育では、単に形態を再現するのではなく“人の身体に入るものをつくる責任”が常に問われると聞きます。その姿勢は、私がウィーン大学やドナウ大学で学んだ際に感じた「医療人としての誇り」と重なるものでした。

シュルッセルの技工物には、その誠実さと精密さが息づいています。

一つひとつの工程に理由があり、単に美しく作るのではなく、なぜこの形態なのか、なぜこの厚みや色調なのか。その根拠を明確に持っている。

そして何より“技工物は患者さんの人生の質を支えるもの”という信念が根底にあります。
その姿勢に共鳴し、私は「臨床のパートナー」として共に歩みたいと感じました。




・難症例の中で感じた共に創る力

非常に難易度の高い補綴ケースをお願いしたときのこと。
模型上での再現が難しい咬合関係でしたが、岡部さんは何度も写真やデータを見直し、臨床側の意図を的確にくみ取ってくれました。

途中で「この角度の情報をもう少し詳しくください」と具体的なフィードバックをもらったことも印象的でした。

単に“依頼通りに作る”のではなく、最終的に患者さんが快適に過ごせる状態を一緒に考えてくれる。
そのやりとりが、治療全体をより良い方向へ導いてくれるのだと実感しました。

完成した補綴物の適合は非常に良く、患者さんから「噛み心地が全然違う」と笑顔をいただいた瞬間 「やはり信頼できる技工士さんと組むことが、患者さんの幸せにつながる」と改めて感じました。

シュルッセルの補綴は、装着時の調整がほとんどいらないだけでなく、咬合接触の安定感や辺縁封鎖の滑らかさまで緻密です。歯肉との調和や光の反射までも自然で、口腔内で見てもまるで天然歯のよう。
そこには、岡部さんが 臨床の意図を”深く理解しようとする姿勢が表れています。

そしてもう一つ強く記憶に残っているケースがあります。長年、審美的な悩みを抱えていた女性の前歯部補綴でした。

装着後、鏡を見ながら「ずっとこうなりたかった」と涙ぐまれた姿が忘れられません。その瞬間、 “歯をつくる”のではなく、“人生の一部を取り戻す仕事”をしているのだと強く感じました。その瞬間を支えてくれたのが、シュルッセルの技工でした。



・信頼が生む安定と安心

調整が少ないことでチェアタイムが短縮され、患者満足度が高まる。その結果、自費治療への信頼が育ち、経営面にも安定をもたらします。

安定して信頼できる技工パートナーがいることは、臨床の安心・患者満足・経営の安定という三本柱を支える大きな力です。

私が信頼を寄せる技工士に共通しているのは、「臨床を理解しようとする姿勢」と「目に見えない部分へのこだわり」。

模型やデータの奥にある“臨床医の意図”を汲み取り、患者さんにとって最適な結果を一緒に目指してくれる。そうした責任感を持ってチーム医療に取り組む方こそ、 真に信頼できるパートナーだと感じています。



・共に創る未来

これからの歯科医療は、より「チームとしての総合力」が問われる時代になると思います。

診断や治療計画の段階から技工士が関わり、咬合や審美の設計を共有しながらケースを進めていく。そんな“治療デザイン”の共創こそ、これからの臨床の鍵です。

シュルッセルの皆さんとは、まさにその未来を共に描いていけると感じています。

アナログの感性とデジタルの合理性を融合させ、“日本らしい精密歯科技工”を共に育てていく。単なる依頼・納品の関係ではなく、臨床の現場と患者さんをつなぐ「橋渡し」としての技工。

岡部さんがドイツで培われた誠実さと倫理観、そして人への温かい視点が、その未来を確かなものにしてくれると信じています。


チーム医療において最も大切なのは、「相手を理解しようとする姿勢」。自分の専門性を主張する前に、相手の立場や考え方を尊重し、同じゴールを見据える。その姿勢があってこそ、本当の意味で“患者さんに寄り添う医療”が生まれます。


歯科医師と技工士は上下関係ではなく、一人の患者さんの人生を共に形づくるパートナーです。
互いの領域を信頼し合い、知識や想いを共有し合うことで、治療の質も、そして医療人としての喜びも、何倍にも広がっていく。

これからの若い世代にはぜひ「技術」と同じくらい 「対話」と「共有」を大切にしてほしい。その積み重ねが、これからの歯科医療をより豊かで、誇りあるものにしていくと確信しています。




岡部より

田嶋先生は、骨格から全身を見据えた包括的な医療を貫き、確かな診断力と技術で患者さんの未来に向き合う先生です。
その臨床哲学には、いつも大きな学びをいただいています。

そして惹かれるのは、先生の“人としての在り方”です。
握手で交わすご挨拶には、ヨーロッパの医療者を思わせる品格と温かさがあります。
スタッフにも分け隔てなく向けてくださる誠実さは、医療者としてだけでなく人としても深い尊敬を抱いています。

先生とご一緒できること、そして先生からこのようなメッセージをいただけたこと、心から光栄に思います。




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