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日頃つかう言葉が子どもの歯磨き好きを育てます

2023.05.11(Thu)

シュルッセル キッズ

予防専門歯科衛生士の岡部茜です。シュルッセル キッズプロジェクトを担当しています。

私からは歯科衛生士の視点で子育て中のパパさん、ママさんへ向けた内容をお届けしていきます。今回は仕上げ磨きに取り組むうえで最も大事かな?と思う「声がけ」についてです。

目次

  1. ✔️ 言葉次第で好きも嫌いに変わってしまう
  2. ✔️ ネガティブなワードが子どもを歯磨き嫌いにしている
  3. ✔️ 歯科衛生士の母が日頃つかう歯磨きポジティブワード

✔️ 言葉次第で好きも嫌いに変わってしまう

私には3歳の息子がいます。一緒にスーパーマーケットに行くとお菓子ではなく「スナップエンドウ」の前で「これ買ってー!!!」と叫ぶぐらい野菜が好きな男の子です。

今年から幼稚園に入りお弁当を持参する必要があり献立を考えるのに一苦労。ただ、息子が好きなものをたくさん入れてあげたい母心で、ほぼ毎回スナップエンドウを入れています。他のものを残してもスナップエンドウだけは必ず食べて残したことはありません。

そんな息子に今朝の朝食でスナップエンドウを出しました。すると「これ、苦いんだよねー!苦いんだよ!」と言って食べようとしません。

苦い?いつも美味しい、って食べてるじゃない!?

なぜそんなことを言い出したのかと聞いてみると…。どうやら幼稚園のお友達の中でスナップエンドウを好んで食べる子が少ないのでしょう。「これ苦いよね」というような会話があったようなんです。

まだまだ自分で判断するのが難しい子供にとっては、人から聞いた情報も自分の情報に置き換えてしまうのでしょうか?


・


実はこれと似たことが以前ありました。

息子は2歳の頃から歯科医院のメインテナンスを受けていて怖い思いも痛い思いもしたことはなく、優しい衛生士のお姉さんに歯磨きとフロスをしてもらえる「歯医者さんは楽しいところ」という認識でいます。

しかしある時「歯医者さんは痛いことする」と言い出したのです。なんでそんなことを言い出したのか、本人は説明できないので明確にはわからないのですが思い当たることとしては…。





✔️ ネガティブなワードが子どもを歯磨き嫌いにしている

きっと息子の場合はアニメや絵本の影響です。

日曜日の18:00からと18:30から始まるあのアニメ。私自身が幼い頃から観ていたこともあり、長年の習慣のようなもので現在でも日曜日のこの時間はこれらの番組を流しています。季節や行事ごと、友情や家族の温かさなど息子に観せたい内容も多いので大好きなのですが…。


ちょっと昭和感もありますよね。特に「歯」にまつわる回を観たことはありますか?いまだに「痛い・怖い・虫歯・削る」と言うネガティブなワードが出てくるんです。正直観ていて悲しくなります。

おそらく息子は、これらテレビの中の言葉や映像を拾って「歯医者は痛いことをする」と言う言葉を発したのだと思います。





✔️ 歯科衛生士の母が日頃つかう歯磨きポジティブワード

普段の仕上げ磨きの時間、お子さまにどんな声をかけていますか?

「ハミガキの時間よー♡おいでー♡」と優しく声をかけても、おもちゃに夢中で膝に乗らなかったり、暴れたり、口を開けてくれなかったりした途端、こんな言葉を発してしまうことはありませんか?


「ちゃんと磨かないと虫歯になるよ!!」
「歯が痛くなってもしらないからね!」
「歯医者さんに歯削ってもらうからね!」



わかります。気持ちは痛いほど分かります。

でも親の私たちが使うこれらの言葉によって

歯=虫歯  
歯=痛い  
歯=怖い  

という認識になってしまうと思うんですよね。

以前Instagramでもこの件について情報を載せたのですが、想像以上の反響がありました。多くのママさんたちが「ネガティブ表現」に心当たりがあったようです。


脳科学を勉強して知ったのですが、例えば「痛くない」という言葉を聞くと「痛い」と言う言葉が残ります。「歯医者は怖くない」と聞いても「怖い」と言う印象が残ってしまう。脳はとても単純なのです。

だから私は息子に歯にまつわることではネガティブワードは絶対に使わないように意識しています。

例えばこんな感じ。

「○○ちゃんの歯はきれいだねー」
「歯磨きするとツルツルになって気持ちがいいね」
「ご飯を美味しく食べる大切な歯だからピカピカにしておこう」
「歯磨き上手だからバイキンさん逃げていったよー」
「大きくお口開けてくれるからママすごくやりやすいよ!ありがとう」

意識して…意識して…。優しく、笑顔で。
時には「早く来なさいよ!」と怒りたくなっても…ぐっと我慢です。笑


もちろん歯磨きのイヤイヤ期もあった息子ですが今はニコニコで膝に乗ってきます。こうなると仕上げ磨きがとっても楽ちん。

「ハミガミ♪ハミガキ♪キレイな歯♪♪」と単純なオリジナルソングを作ってあげたら息子も気に入り、二人で踊りながら口ずさむこともあって、とにかく歯みがきを前向きなものだと日々の声がけなどで刷り込んでいます。


日頃つかう言葉が子どもの歯磨き好きを育てていきます。今日からすぐにできることなのでぜひお試しくださいね。





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