2024年2月26日に福岡県の小学校1年生が給食のうずらの卵を喉に詰まらせて亡くなるという悲しい事故が起こりました。子供たちの窒息事故は5年間で100件以上も起きており、他人事ではありません。二度と悲しい事故が起こらぬよう、多くのご家庭に私たちの思いが届くことを願って、シュルッセル キッズよりお届けします。
◉窒息しやすい食べ物とは
今回のうずらの卵は窒息事故を起こしやすい食べ物であることは事実です。
しかし小学生が食べることができないものではありません。
窒息事故を恐れ食事の献立を考えると、細かく刻んだもの、流動性の高いものしか無くなります。
そうではなく、まずはどのような形状のものが窒息につながりやすいかを知り、子どもにも認識させてほしいと思います。
しかし小学生が食べることができないものではありません。
窒息事故を恐れ食事の献立を考えると、細かく刻んだもの、流動性の高いものしか無くなります。
そうではなく、まずはどのような形状のものが窒息につながりやすいかを知り、子どもにも認識させてほしいと思います。
粘着性のあるもの
・餅
・白玉
・白米 など
・白玉
・白米 など
球状で表面がつるりとしているもの
・プチトマト
・うずらの卵
・ぶどう
・さくらんぼ
・飴玉
・豆、ナッツ など
・うずらの卵
・ぶどう
・さくらんぼ
・飴玉
・豆、ナッツ など
弾力性のあるもの
・こんにゃく
・きのこ
・練り物
・カップゼリー など
・きのこ
・練り物
・カップゼリー など
唾液や水分を吸収し膨らむもの
・パン
・さつまいも など
それ以外にも多くの食材で窒息の可能性はあります。
・さつまいも など
それ以外にも多くの食材で窒息の可能性はあります。
◉危険な食材を排除すればよいという事ではない
危険な食材は与えない、細かく刻んで食卓に並べる、というだけでは事故の予防にはなりません。
何よりも大切なことは
「日頃からよく噛む」こと。そのために
「姿勢を正して頭を安定させる」こと。
それを見守りながら家族で食事の時間を過ごすことです。
そもそも良い姿勢なくしてはしっかり噛むことはできません。
姿勢を正し、頭が安定すれば下顎や舌を上手に動かすことができ、大きな食材も噛み切れる顎が育ちます。
我が家では、
・いただきますで手を合わせて姿勢を正す習慣づけ
・足が床につくチェアの使用
・茶碗やお皿を持って食べる
・身体を捻らずに済むテーブルの配置
などを通して子どもが自然と姿勢が正せる工夫をしています。
集中力の無い子ども。最後までこの姿勢で食べれるわけではありません。
しかし、常に声をかけ意識づけることが大切だと感じています。
普段から噛むことを学習することで親の目が離れた場での食事でも窒息事故から子供たちを守れるのです。
何よりも大切なことは
「日頃からよく噛む」こと。そのために
「姿勢を正して頭を安定させる」こと。
それを見守りながら家族で食事の時間を過ごすことです。
そもそも良い姿勢なくしてはしっかり噛むことはできません。
姿勢を正し、頭が安定すれば下顎や舌を上手に動かすことができ、大きな食材も噛み切れる顎が育ちます。
我が家では、
・いただきますで手を合わせて姿勢を正す習慣づけ
・足が床につくチェアの使用
・茶碗やお皿を持って食べる
・身体を捻らずに済むテーブルの配置
などを通して子どもが自然と姿勢が正せる工夫をしています。
集中力の無い子ども。最後までこの姿勢で食べれるわけではありません。
しかし、常に声をかけ意識づけることが大切だと感じています。
普段から噛むことを学習することで親の目が離れた場での食事でも窒息事故から子供たちを守れるのです。
◉口腔機能を育てることは、命を守こと
約80年前の日本では1回の食事で1,400回程度噛んでいたのに対し、現代では600回程度しか噛まずに食事をしていると言われています。この短期間で噛む回数が約半分に減っており、その結果噛むことが苦手で口腔機能が低下している子供が増えていると考えられます。
普段の食事からよく噛むことを認識させ、見守ってください。
そして普段からガムを噛み、手づかみで前歯を使う食事、口の周りの体操をするなどしながら口腔機能を育ててください。
子供の口腔機能が心配という方は近くの歯科医院で相談することも助けになると思います。
同じ事故が起こらないためには、子供たちの食べ方 “口腔機能” を見直すことが最も重要なのです。
普段の食事からよく噛むことを認識させ、見守ってください。
そして普段からガムを噛み、手づかみで前歯を使う食事、口の周りの体操をするなどしながら口腔機能を育ててください。
子供の口腔機能が心配という方は近くの歯科医院で相談することも助けになると思います。
同じ事故が起こらないためには、子供たちの食べ方 “口腔機能” を見直すことが最も重要なのです。