歯の悩み・ご相談は、東京都墨田区 / 江東区 “会いにいける歯科技工所”「デンタルラボア シュルッセル」まで

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“会いに行ける歯科技工士” が生まれた原点

2023.03.27(Mon)

私たちのこと

“会いに行ける歯科技工士”がいるラボ が生まれたきっかけは、ドイツで出会った2人の恩師が影響しています。

私は20歳で免許を取得後、一流の歯科技工士を目指して歯科医療先進国のドイツに渡り、世界的に名声のある恩師の元で勤務しました。そこで彼らから学んだ「歯科医療哲学」と開業に至るまでの想いをまとめます。

目次

  1. ①恩師、ドイツの歯科技工士クラウス・ミューターティース氏からの学び
  2. ②恩師、ドイツの歯科医師・シュテファン ノーイマイヤー氏からの学び
  3. ③命の質を上げる補綴物を提供するラボへ

①恩師、ドイツの歯科技工士クラウス・ミューターティース氏からの学び

最初に勤務したミューターティース氏のラボにはドイツ国内だけでなく、世界各国から自家用ジェット機で多くの患者さんが訪れていました。

もちろんそのためのおもてなし環境も整えられていて、私の最初の3ヶ月間の研修期間は、ゲスト(患者さん)へ提供する食事の用意やゲストルームの清掃が主な仕事だったほどです。

大がかりな治療の場合はゲストルームに数週間滞在してもらうこともありました。
その環境、その空間こそが究極のプライベート治療を実現しているのですが…。
なぜわざわざ患者さん自身がラボに足を運んでまで彼の補綴物を求めるのだと思いますか?

・

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、歯科技工士という仕事は人の生き方に関わる職業です。
満足のいく補綴物が入ることで体と生活、そして心をもポジティブに変えることができます。
それを痛感しているのでしょう。
歯科医療を選択する時には歯科技工士の存在も大きく、誰に補綴物を作ってもらうのか?という視点も持って医療に臨むのです。


ミューターティース氏はドイツ国内でも特別で、できる限り患者さんとの時間を共有していました。
「何を求めているのか」「どういう口元を目指しているのか」を十分知ったうえで補綴物を制作することに重要な意味があると考えていたのです。

患者さんが寝泊まりできるゲストルームまで用意しているほどですから。


そして患者さん自身もラボに足を運ぶことに重要な意味があることを知っている。日本のように顔の見えない、名前も分からない歯科技工士が作る補綴物を口に入れるなんてあり得ないのでしょう。


そんな環境を目の当たりにした私は、帰国後は「顔も名前も製造工程も明らかにする。そして安心して私にお任せいただき、オーダーメイドな補綴物を提供する」そう強く思いました。





②恩師、ドイツの歯科医師・シュテファン ノーイマイヤー氏からの学び

続いてその後、ノーイマイヤー氏の歯科医院で院内技工士として勤務することになるのですが…

帰国後に歯で悩みを持った日本の方々の話を聴き、彼から学んだ歯科医療哲学の本質を改めて理解しました。

そしてそれこそ日本の歯科医療に無くてはならないことだと痛感することになったのです。

・

帰国してすぐの頃、ある70代のご婦人に出会いました。たまたま新幹線の席が隣だったという女性。会話のきっかけから私が歯科技工士だと知って、いてもたってもいられなくなったそうです。

「歯って、治しても治しても次から次へと問題が出てくるじゃない? 私もずっと苦労していて、今も美味しいものが思うように食べられなくて困ってるの」


治しても治しても……。次から次へと……。


このご婦人に限らず、同じ訴えの方はきっと多いはずです。なぜこのような状況になってしまうのでしょうか?



その原因について私が思うのは、「突貫的な治療が続いた結果」ということです。

たとえば歯周病で歯ぐきがブヨブヨのまま補綴物を装着したり、前後左右のバランスを考えずにその場限りで1本の歯だけを治してしまったり。
部分的な、その場しのぎの治療を繰り返すことで、周囲の歯にも少しずつ負担がかかっていく。
今はなんともなくても将来的に悪影響を受けることがあるのです。

特にこのような状況でもどかしいのは「良くなりたい」と思って真面目に歯科医院へ通っているのに治療のループから抜け出せずにいる人が多いこと。通えば通うほど皮肉な結果を招いてしまっていること。

だからノーイマイヤー氏が常に言っていた
「突貫的な治療のリスクを十分理解しているか?」
「1本の歯をつくる場合に前後左右はもちろん、すべての歯のバランスを重要視しているか?」

この問いの意味こそ、仕事へ向き合う私の軸として決してブレてはいけないと誓ったのです。

・

ちなみにこのご婦人には、口の中を総合的に診てくれる歯科医院を後日紹介させてもらいました。
それ以来、過去の苦労が嘘のように快適な生活を過ごせているという報告もいただきました。


彼女のように悩んでいる方を一人でも救えるラボをつくる。そう思いを固めた出会いでした。

③命の質を上げる補綴物を提供するラボへ

ラボの名前「シュルッセル 」はドイツ語で“鍵”を意味しています。

健康の鍵となる歯を、臓器の一部として扱い一人ひとりに合ったフルオーダーメイドの補綴物を提供するラボにすると決意してこの名前をつけました。



前述したように、日本の補綴物は誰が作ったのか顔が見えることはほとんどありません。

しかし当ラボでは「誰がつくったのか、どうやってつくったのか」を明らかにし、患者さんの命の質をあげる補綴物を目指して責任持って日々取り組んでいきます。



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